オステオパシー講習会3年目終了

昨日から天気がやや安定。
明日は久しぶりに25℃を超える天気になるらしい。

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昨日と今日の夕方。
2週間ぶりに何時もの麦畑コースをランニング。


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雨が多かったので麦も伸びていた。


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大麦は少しずつに金色に。


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昨日の土曜日まで6日間、ノイスでオステオパシー講習会。
3年目最後の講習会で試験期間。

5年間のifaop講習会
毎年この時期にある試験をクリアーしないと進級できない。

「卒業試験の次に3年目の終了試験は厳しい」

1年目から講師陣に言われ続けてきた。

初日の月曜日に2時間の筆記試験。
外国人の僕には何といってもこれが難関。

60%取らないと実技試験を受けさせてもらえない。
2時間を目一杯使い何とかクリアー。
これで一息つけることに。

その後は実技試験に向けて金曜日まで毎日復習の授業。
数日前からはプレッシャーを楽しめる余裕も。

やはり1週間前に2回、フィリップとアレックスの
二人と勉強したのが大きかった。

普段の治療でもここの技術を使っているので、
実技試験は何回かチェックすれば大丈夫だと思っていた。

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前にも書いたが、ここの講師陣達のレベルの高さには
何時も舌を巻いている。

それともドイツという国がそうなのか。
教える側に立つ人間はこうあるべき、という確固たる
ものがこの国にはあるのか。

今回初めて授業を受けた講師が二人。
もちろんこの学校の卒業生だがやはり凄かった。

クラスメートには医者もいるし、皆優秀なのでかなり高度な
質問が飛び交うが、講師陣が答えに詰まることは無い。

「何て僕の知らないことが沢山あるんだろ」

毎回授業を受ける度に思う。

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土曜日の試験当日。
くじ引きで僕の番は9時40分に決定。

一人30分の実技試験。試験官が二人。
骨盤と内蔵に15分。頭蓋骨と下肢・上肢に15分。

試験を受けてる時は長かった。
終わってみればあっという間。

実技の出来はまあまあだったが、並行して出される
理論問題で突っかかる何時ものパターン。

上手くプレゼンテーションが出来ない。

なさけね〜。。
悔しい〜。。

ラテン語の習得不足と根本的な医学知識不足に
何時も落ち込んでしまう。

でも今思えばドイツに来てからずーっとこの
気持ちの連続だった。

自分でステージを上げる度にいつもこの気持。

要領良く楽する方法はあるのだろうが、まだまだ
今のレベルで満足するわけにはいかないのだ。

(自分を磨く)「アウェイの土俵」に上がり続ける
前向きな気持ちを途切らせてはいけない。

今までがそうだったように、5年後、10年後には
これを懐かしく笑い飛ばせるようになっているはずだ。

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欧州の治療師は(たぶんアジア諸国以外の国全部も)
医療の専門用語をラテン語で勉強してきている。

またそれ以上に(日本に比べて)基礎医学をしっかり
勉強するプログラムになっていると、クラスメート達を
見て思う。

隣の席のフィリップなんて解剖オタクだもの。
常に分厚い解剖アトラスを数冊持ってきていて。

判らないことがあると直ぐ調べるし、質問する。
もう生徒としてお手本ですよ。

この学校で勉強し続けるならオタクになる必要有り。

21世紀は「職人の時代」。

そして「オタクの時代」かな。

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1年目の授業から(要求される)医学知識とラテン語のレベルが高く、
クラスメートと自分とのギャップに愕然とした。

今思えば、クラスメートも講師も唖然としてたはず。
一人場違いな奴が混じってるなって。

自分でも3年間持ったのが奇跡だと思うし。(笑)

例えば、頭の後ろに少し「盛り上がった骨」があるが、
日本の授業ではそれを「外後頭隆起」という名前で覚える。

それをラテン語では、

「プロ トュバランティア オクチピターレ エクスターナル」

というが、初めて聞いた時、

「はぁ? どこそれ?」 って感じだった。(笑)
(フィリップが「ここだ」と指さして教えてくれた)

(長すぎて)しばらく覚えらず、
口から出てこなかった。(笑)

まあそういうのが沢山あった。
今でもあるが。(笑)

そういうのを少しずつ覚えていっている。
解剖以外に病理と生理学の分野でも。

遙か彼方にいたクラスメート達の背中が、ほんの少し
見え始めてきた3年目の終了試験でした。

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人気のうさまろ。


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「お帰り!」
「ただいまー」
「ナッツちょーだい!」

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プロフィール

shiatsukenkodo

Author:shiatsukenkodo
--------------------------------------------
・石川 正使 丑年生まれ

・在独29年(治療師歴29年)

・独日の治療国家資格を持つ、世界で一番患者さんに恵まれている治療師

・指圧師
 独・医療マッサージ師
 独・理学療法士
 独・リンパドレナージュ
   治療師
 独・スポーツ理学療法士

・ドイツスキーナショナルチームの専属治療師として世界中を転戦

・ドイツチームでオリンピックに参加した唯一の日本人

・渡独前の夢はすべて実現させました

・お陰様で自分の腕一本で海外生活させていただいています

・この仕事が大好き

・今が一番楽しいです

----------------------

・仕事で一番大事な指の怪我が心配で、高校1年生からのめり込んだラグビーを、40歳で引退

・ラグビーを辞めても、好きなスポーツの順番は変わらず、ラグビー、自転車、スキーの順

・健康維持とストレス発散の為、一年中、毎日往復20kmの自転車通勤で、体力抜群のドイツ人相手にバトルを繰り返す毎日を送っている、下りが苦手な元登録レーサー

・生涯のモットーは、

 「人生は強気で行く」
 
 「本物を目指す」

・ ライフワークは

 「治療の探求」

 「ドイツ語の上達」

----------------------

・どう見られるかより「どう在りたいか」を常に自分に問いたい

・生きていく為の仕事ではなく、仕事の為に生きていく人生

・21歳で天職と決めたこの仕事で「知命」を迎え、全ての夢を叶え、生計を立てられる幸せを沸々と感じる昨今

・「職人」「求道心」「前進」

・ブレない生き方

・「初心」「基本」「患者さんを思う心」の難しさ、大切さが最近やっと判りかけてきました

・25年以上もかかってやっと、「治療の基礎」が確立してきたかなぁー、と思う今日この頃

・それに比例して日々増していく「治療は難しい」という思い

・治療を追求すればするほど天井の低い「先細りの筒の中」を進んで行く感じがします

・治療でも人生でも最後の勝負を決するのは、「気」ではないかと考えています

・全ての夢を叶えさせてくれたドイツに感謝

・90歳まで現役治療師として、患者さんに喜んで頂き、社会に貢献する事を、毎朝深く祈念しています

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