木曜日からオステオパシーの講習会がスタート。
ローン-アカデミー
Rhön-Akademie前回まで通っていた学校と提携しています。
平日は全日制の理学療法士と作業療法士の学校。
それ以外はセミナーハウスとして年間通していろんな
コースが開かれています。
実は僕もドイツで医療マッサージの資格を取った後、2004年から2年間、
月に2回、金曜日から日曜日まで3日間ここで勉強。
理学療法士の国家資格を取りました。
まさかここに再び通うとはねぇ、、。人生判らないものです。
当時の担任の先生にレストランで会えて、9年ぶりのご挨拶。
僕の名前も覚えていてくれて嬉しかったです。
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大自然の中にあるセミナーハウス。

この地方は
Röhnという丘陵地帯。
フランクフルトからだとフルダに向かって1時間半です。
(9年前は2時間弱かかりました。道路が良くなっていました)
空気もキレイで四季を通して休暇に訪れる人も多い所。
もちろん授業が終わってからホテルで着替えて走りましたよ。
アップダウンの山道を。もう高所トレーニングですね。

あの山の反対側にはナイターが出来るスキー場もあります。
当時、クラスメイトと授業が終わってから何回か滑りに行ったなぁ。
今回も行けるといいなぁ。
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クラスメイトは全員で26人。
主任講師もノイスで前半お世話になった人。僕の好きな講師の一人。
クラスの人数が多いのでアシスタント講師が二人。
初日は当然、自己紹介から。
何せ、日本人だし、5年間終わっての再入学だし、キャリアなんかも
そこそこあるし、、まあ注目の的でしょうね(笑)。
どこのセミナーに行っても最年長だったけど、ここでは57歳の男性が
いて、僕が3番目位じゃないかな。
心配してたけど良いクラスです。
隣にはフルダからの22歳の娘が座ってくれてラッキー。
一つ前の列の子二人も親切な感じのいい娘達。
いい人達に恵まれますように!ってこの数ヶ月祈ってましたから。。
なんたって4年間だからね。
長机2つ、4人単位でテーマを考えたり、デモンストレーションする事も
多いので、これはとっても大事なことなのです。
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授業は初日、二日目が骨盤、三日目が下肢。
前回は5年の講習会だったけど、ここは同じカリキュラムで4年コース。
授業のテンポも(僕の記憶より)早い感じ。
2回目だし毎日使っているテクニックなのでアドバンテージがあるけど。
凄いなぁ皆んな。ちゃんと付いて行ってるもんなぁ。
お陰様で、技術も解剖の理論(ラテン語の組織の名前とか神経の走行とか)
にも楽に付いて行けてます。
前回の講習会にも、今の実力でスタート出来ていれば、もっと楽に、、
などと詮なきことを思ってしまいました。
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初日に皆で食事している時。
おっとっと!ある講師がレストランに入ってきた。
去年落ちた協会認定試験の主任監督官。
僕に引導を渡した男です(笑)。
僕は驚いたけど、相手はそうでもなかった。
たぶん知れ渡ってるんでしょう、僕が再入学したことを。
試験直後に説明を受けているんだけど、何故かスッキリしない感じが
ずーっとこの1年以上あったのです。
実力不足だったのは十分理解してるのだけど。
ここで会ったが100年目って感じか(笑)。
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食後に時間を作ってもらって、何故僕が失敗したのか、
何処に問題があったのかを質問。
1年以上前のことを掘り返すのもスマートでは無いし、僕も胃が
重くなる感じだったのだけど。
でもここで曖昧にしておくわけにはいかない。
この講習会の初日に会ったのも意味があると感じました。
(事実彼は急遽代役で初めてここに来たらしい)
で、、何と、、(僕が思っている以上に)僕の評価は悪かったらしい。
「そこまで酷かったのかぁ〜、、じゃあシャーねーなぁ」
って感じでスッキリしちゃいました(笑)。
思い切って聞いてよかったなぁ。
モチベーションが上がったなぁ、➚ ガウーんと。
やはり意味があったかぁ。よ〜し、もっと勉強しよ!
(切れ者なので)時折発するジョークがちょっと辛辣だけど、
サッカーのプロ選手にもなれた個人的には尊敬している講師です。
もちろん恨んでなんかいませんから(ホントに)。
恩返しは試験官全員を納得させて合格すること、だな。
大丈夫です。
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