フランクフルトの鱒釣り

ドイツは今日(5月21日、木曜日)は、クリスト・ヒンメルファートの休日。
でも患者さんの希望で午前中だけ仕事。

今日は午後から息子と釣りに行く約束をしていました。

-------------------------------------------------------------------------------

ドイツの一般河川で釣りをする為には、ライセンスが必要です。
これ無しに釣りをしていて、運悪く当局のコントロールにあうと、罰金が課せられます。
(確か昔聞いた話では2000マルク?・・・って、1000ユーロじゃん?怖っ!)
違っていたらごめんなさいです。

釣りが大好きの駐在員の方々。(結構いるみたいですよ)
とりあえず日本からタックル(釣り道具)を持ってきた方々。
お話を伺った事がありますが、結構皆さん釣りをする為には苦労されていましたね。

最初の一年は、何とかツーリスト扱いでOKらしいのですが、(それでも確か、有料の略式
ライセンスを申請、発行してもらっていました)、それ以降は一般河川での釣りは厳しいようです。
(海でも釣りは、ライセンス無しで大丈夫ですよ)

オーストリーでは、ホテルが所有しているプライベートの川があるとか・・・。
そのホテルに泊まる事が条件で、一定区間のみ釣りが出来る・・・という話を伺ったことが
有ります。

イギリスでは、ガイドを雇ってのプライベート区域内のフライフィッシング(毛ばり釣り)の話を、
昔読んだことがあります。

--------------------------------------------------------------------------

僕の知っている日本人の中で唯一人このライセンスを持っているのがSさん。
ドイツ語堪能!
渡独後、すぐに挑戦されて取得されたはずです。
(すごいなー。また何時かお会いしましょうね!)

実はこのライセンスの取得、そう簡単ではない筈。
確か、保健所で10回くらい講習を受けた後、州の国家試験に合格しないともらえない筈です。

内容は、環境保護、生態系に関する専門知識を求められるのではなかったでしょうか?
こういうのって、ドイツらしいですね。たかが釣りなのに。(されど釣りですか?)

たぶん、ドイツ人でも講習会に参加しないで、(自己学習で)試験だけ受けても合格は
厳しいはずです。
(昔、スキーチームの同僚がこの試験に落ちて凹んでました・・・。)

このSさんにタウヌスで釣りが出来る所を教えてもらいました。
ライセンス無くてもOK!
つまり、日本でいう「釣堀」ですね。

----------------------------------------------------------------------------

実は僕・・・、少年時代から釣り大好き男なのです!
日本ではドイツに来る直前までフライフィッシングにはまってました。
もちろん自分でタイイング(自分で毛ばりを巻くこと)していました。

もし日本に住んでいたら、休日はフライフィッシュングばっかりしていたと思う。

上記の理由から(ライセンス取得に時間がかかるので)、ドイツに来てから、釣りは封印
していましたが、いつか・・・スポーツが出来なくなる位、年齢がいったら (いつそれ?)、
ライセンスを取って釣り三昧・・・、と考えています。(笑)

----------------------------------------------------------------------------

子供の頃は、近所の川で釣りばっかりしていました。
故に息子(11歳)には、ぜひ釣りの楽しみを、味あわせたいと思っていたのです。
釣りだって、狩猟の一つ。我々のDNAに刻み込まれているはず。

昨年の秋に帰国したときのキーワードは、「温泉と釣堀」。

実家の岩手に帰る時にも、このリクエストを出していました。
お陰様で岩手山の麓にある釣堀で、初めて釣りを経験させる事ができました。

---------------------------------------------------------------------------

運動神経抜群のくせに、出不精でオタク系に傾きつつある我が息子。

釣堀の話には、案の定飛びついてきました。
よっぽど、去年の秋の釣堀が楽しかったのでしょう。

場所は以下のHPで。
フランクフルトから30kmの距離です。

http://www.adamsangelteiche.de/index.html

---------------------------------------------------------------------------

こんな感じの釣堀。

DSC01201.jpg

池が4つあります。
初心者、ファミリー向けが1番の池。
3,4番の池は、釣るのが難しいらしい。
「まあ、釣るのは無理だろーな、ハッハッハ!」と、ここの経営者は笑ってました。

今日は初めてなので、1番の池での釣り。ファミリーも沢山いてくつろいでいます。
ここで釣った魚は、全部買い取るシステム。
釣った魚をリリース(放流)してはダメ、と念を押されます。

今日は「4匹釣ったらお終いにしよう」、と決めて始めました。

---------------------------------------------------------------------------

いつかこんな日が来るだろうと思って、昔、スキーチームで遠征に行ったアメリカで、ルアー用
(疑似餌)の釣竿を二人分買ってありました。
やっと今日がデビュー。

今回初めて知りましたが、ドイツで釣りをする場合、ネット(魚をすくう網、あみ、タモ)と、釣った後
魚の頭を叩いて〆る(殺す)、棒(「すりこぎ」みたいな)は持っていなければダメだそうです。
今回は初めてで知らなかった、という事で貸してもらいましたけど。
あと魚を入れるビニール袋をもらいました。

さて準備をして「第一投」。
いきなり、ヒット!

DSC01192.jpg


(不安!)、こんなんじゃ、4匹なんてあっという間に釣ってしまうじゃん・・・。

でも大丈夫・・・(安堵・・・!)
その後、しばらく釣れませんでした(笑)
何種類かルアーを交換。

DSC01210.jpg

ルールに反してリリースした魚。小さすぎますよね。こんなの持ち帰れないです。
元気になるまで、水で冷やした手の平でキープ。しばらくしたら元気になって池に戻って行きました。

DSC01196_20090522040321.jpg

日本のヤマメに似ていませんか?赤い斑点があるので、アマゴ?
ドイツの緯度を考えると、北海道に住むオショロコマかも?とおもいましたが、白い斑点が無いので、違うと考えられます。

近くで釣っていた子供たちが、「あー。・・・じゃん」と言ったのだけど、聞き取れませんでした。
ちゃんと聞けばよかったと後悔しています。

パーマーク(体の斑紋)があるので、サケ科であることには間違いないでしょう。
でもドイツという地域的なことを考えても、陸封型?

どっちかというと、サクラマス(ヤマメの陸封型)よりビワマスに近いのでは・・・?
ヤバイ!ヤバイ!はまりそう。(これ以上趣味が増えると仕事に支障が・・・)

----------------------------------------------------------------------------

結局、1時間半でこんな感じ。
(釣れる事は判ったので、1匹釣った後は息子のサポートに回りました)

DSC01200.jpg

大きいので40cm以上あると思います。
(右に縦においてあるナイフは、同じく昔のアメリカ土産、バックのフォールディングナイフ。
アウトドアの必需品でしょ?)

2匹目と4匹目は、鱒の種類が違いますね?雄と雌?
味も少し違いました。

これで支払いは、16,5ユーロ。
親子で楽しめるし、晩御飯のおかずにもなるし・・・、安いもんです。

----------------------------------------------------------------------------

池の回りは整地されているので、晴れていればスニーカーでも大丈夫。
貸し竿があるかどうかは聞き忘れました・・・(すいません)

釣った後は、魚を計量してもらい、お支払い。
その後、専用の場所で魚の内臓を掃除します。包丁もおいてありました。
フランクフルトまでならクーラーボックスも必要ありません。
(手を拭くタオルは絶対必要ですよー。魚の臭いが嫌な人は石鹸も)

ハイキング気分で来ている人も多かったですね。
たぶん希望すれば、釣って、買い取った魚はここで焼いてくれるのでは?
グリルとベンチがありました。

今日行った感じだと、ルアー(疑似餌)を使っている人は少なかったです。

ほとんどが、トウモロコシやミミズを使っての餌釣り、。
(我々が釣り始めて、いきなりヒットしたので、対岸の人達が何使っているか見に来ましたモン)

3、4番の池は、一日券23ユーロだそうです。
一日ゆっくり楽しみたい・・・という方は良いかも。

折りたたみの椅子とパラソルをお忘れなく!


スポンサーサイト

theme : ドイツ生活
genre : 海外情報

comment

管理者にだけメッセージを送る

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

shiatsukenkodo

Author:shiatsukenkodo
--------------------------------------------
・石川 正使 丑年生まれ

・在独29年(治療師歴29年)

・独日の治療国家資格を持つ、世界で一番患者さんに恵まれている治療師

・指圧師
 独・医療マッサージ師
 独・理学療法士
 独・リンパドレナージュ
   治療師
 独・スポーツ理学療法士

・ドイツスキーナショナルチームの専属治療師として世界中を転戦

・ドイツチームでオリンピックに参加した唯一の日本人

・渡独前の夢はすべて実現させました

・お陰様で自分の腕一本で海外生活させていただいています

・この仕事が大好き

・今が一番楽しいです

----------------------

・仕事で一番大事な指の怪我が心配で、高校1年生からのめり込んだラグビーを、40歳で引退

・ラグビーを辞めても、好きなスポーツの順番は変わらず、ラグビー、自転車、スキーの順

・健康維持とストレス発散の為、一年中、毎日往復20kmの自転車通勤で、体力抜群のドイツ人相手にバトルを繰り返す毎日を送っている、下りが苦手な元登録レーサー

・生涯のモットーは、

 「人生は強気で行く」
 
 「本物を目指す」

・ ライフワークは

 「治療の探求」

 「ドイツ語の上達」

----------------------

・どう見られるかより「どう在りたいか」を常に自分に問いたい

・生きていく為の仕事ではなく、仕事の為に生きていく人生

・21歳で天職と決めたこの仕事で「知命」を迎え、全ての夢を叶え、生計を立てられる幸せを沸々と感じる昨今

・「職人」「求道心」「前進」

・ブレない生き方

・「初心」「基本」「患者さんを思う心」の難しさ、大切さが最近やっと判りかけてきました

・25年以上もかかってやっと、「治療の基礎」が確立してきたかなぁー、と思う今日この頃

・それに比例して日々増していく「治療は難しい」という思い

・治療を追求すればするほど天井の低い「先細りの筒の中」を進んで行く感じがします

・治療でも人生でも最後の勝負を決するのは、「気」ではないかと考えています

・全ての夢を叶えさせてくれたドイツに感謝

・90歳まで現役治療師として、患者さんに喜んで頂き、社会に貢献する事を、毎朝深く祈念しています

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
月別アーカイブ
最新トラックバック
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示